設立30周年を迎えて

協同組合三鷹ハイテクセンター(MHC)は平成元年4月8日、三鷹市内20社の小規模企業が結集し設立されました。以来30年間、技術情報交換、業務連携、懇親等を深め各企業と三鷹ハイテクセンターの発展をめざし歩み続けました。今年は大きな転換期の年を迎えています。小規模企業者にとっては厳しい経済状勢の中で残念ながら約半数の組合員が退去を余儀なくされました。一方5社の組合員は前代表者から若い代表者へと事業承継がなされ、新たな事業の進展も進みつつあります。更に研究開発型企業5社が新たに入居し現入居企業との技術交流、業務連携、懇親も大きく進展しています。

日本の企業総数421万社、社員20名以下の小規模企業は366万社約90%と言われます。大企業は12,000社0.3%です。一方、日本全体の製造付加価値は108兆円、その内約半分の57兆円は中小企業が占めており、小規模企業が大きな役割を果たしているとも言えます。
大企業は大きな資金、営業力、宣伝力、組織力を持っています、従って真正面から対抗しても勝ち目はありません。しかし大企業には無い“優れた開発・ものづくり技術”を保有している小規模企業も多くあります。その技術、部材等は大企業に提供されています。 日本の物づくりの心臓部を担っているのは小規模企業の開発力・技術力であると思います。

現在大手企業の景気が良好と言われる一方、小規模企業の70%が厳しい経営状態と言われています。MHCは中小企業の集合体でありますが、30年間の業績の変化を振り返る時、蓄積された優れた技術・営業力・生産力を生かし、全組合員の事業発展をめざし、情報交換・親睦・業務提携を更に深めることが重要です。30年の記念の年を迎えるに当たり30年記念の「MHC案内書の作成」、MHCビル環境改善、組合員増等多くの課題もあります。設立時のようには若く元気があり、毎日が生き生きと仕事ができるMHCを展望して行きたいと思います。


平成30年4月
  三鷹ハイテクセンター
  代表理事 遠藤 智義






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